村風さんのレポートを「T−ROOM」に無断拝借しました。それに対する
花咲爺さんのコメントです。読んでください。
「FUJI3さん、書き込みを見ますと、3キロワット発電するのに、17.3ヘイベでOKとあります。これによればへイベ当り170ワット程度発電するということです(最大定格)。しかしこれでは足りませんので、3キロワット程度を出すには17へイベ程度は電池を敷き詰める必要があります。これにだいたい12万円のmoduleが18枚必要で、トータル200万円程度必要になるわけです。
ところでこの計算は定格出力が得られる場合の話で、一般には太陽と屋根の角度、屋根の方位などが関係してきて、低格を出すのは不可能となり、80%といった目減りを考えないといけません。私のところでは4.2キロワットも屋根に乗っているのに、最大で3キロワットしか出ないのです。これはここで述べた角度や方位の他に、発電された24ボルト直流を東電の品質に合致した100ボルト交流に変換するConditionerのロスも大きいようです。よって、必要電力が3キロなら、屋根には概略4キロ載せないといけないことがわかります。かくして工事費ともども約300万円の投資となります。次にやっかいなのは、お天気です。定格を出せない最大の原因が日照不足なのです。実績は私のホームページをご参照いただきたいのですが、1ヶ月のうちで1日中照っている日は3−4日もありません。かくして、1ヶ月の総トータル発電量が決まってきます。FUJI3さんの書き込みにありますように、このかたの発電量が3.3年で1万キロワットアワーになったということですね。この計算は会っております。そして利回りの計算も正しいです。ところが、20年たって、もとが取れたと思うのは間違いで、銀行に預けておけば20年後に投資した元本も帰ってきますが、この場合残るのは耐用年数を過ぎた電池だけです。
20年経って耐用年数が過ぎた、と書きましたが、太陽電池は実は20年では壊れないのです。半永久的と言ってもよいと思います。従って20年経てば発電で得られたお金は全てプラスになるので、利回りから言えば無限大? 長生きして悦に入りましょう! (住宅を作り変えるときは屋根から下ろして新築の屋根にのせかえるだけです)」
如何ですか?どちらも実践レポートです。わくわくします。感想をお願いします。 |