自称名“Atry(アトリ)”はPsychiatryより犀木アトリとし一時期油絵教室に行っていた頃の
“かくし名”である。残念ながら「アトリ」という鳥のことは知らなかった。
先日 小学校の同窓会をすることになり、虎骨さんが卒後62年ぶりに東京より初参加してくれた。
遠い所から来てくれたので塩尻まで送ることになり、中仙道の小さな旅となった。それではと
「夜明け前」をぱらぱら・・そこに「アトリ三十羽に、茶漬三杯・・」が眼に留まり・・・の
経過で“虎骨[4995]になるが、その後が少々多忙で写真が追付かずでの今日になった。
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[5003] RE:アトリという鳥を知らなくて 名前:虎骨 日時:2015/07/20(月) 16:08 |
Atry先生の試運転は小鳥の「アトリ調査」でもあった。先ずは馬篭宿にある島崎藤村記念館では係員に
執拗に食い下がっていた。先方も古い資料を持ち出して来たが分からなかった。奈良井宿では高齢ガイド
さんから「ツグミ」と言う渡り鳥の焼き鳥の話が出て、昔は空が暗くなるほどの大群が飛んできたと。その時期山に小屋を作り囮の鳴き声で大群が降りてくるのでカスミ網で捕獲していたと聞いた。その後渡り鳥保護条例が出来て捕獲できないけれど、闇では1羽2,500円で今も手に入るそうです。私も中国でツグミの焼き鳥を食べたけど酒の肴では美味ですぞ。ただアトリはツグミではないようです。藤村の「夜明け前」に出てくるんだからアトリは実在してるんだよなあ。木曽路の宿場巡りは「アトリ」と言う鳥と共に楽しい旅をさせていただいた。感謝!感謝!(追記:カスミ網を張る時期に山に建てる小屋を{トヤ}と
呼ぶそうな。)
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